Sunday 23 June 2013

特にchronologicalに書いていく必要はないので、レア映像からあげて行きたいと思いますw
...それはこれだ!


Roger Daltrey, Keith Moon(服着て下さい..., John Entwistle ...and Jimmy!!の演奏による"Say it ain't so Joe"(なおJimmyIrishではありません、Scottishです)

JimmyThe Whoのメンバーと共演してる~!!
そしてPete Townshendがいない~!!
しかしこのラインナップというのは、意外かと言えばそうでもありません。
ご存知の通り、Peteは最初にJimmyを見出した大物ミュージシャンで(Thunderclap Newmanのことはまた別に書きたいと思います)、おそらく2人は親しかったので、何らかの理由で来られなくなったPeteJimmyに代役を頼んで、Jimmyが「しょうがないな~」と言って引き受けたのではないでしょうか。(K Hitomi先生によると、Peteはこの頃、ソロアルバムを作っていたので忙しかったのではないか、とのこと。)
いずれにせよ、テレビ用の映像なので、gの音源はJimmyのものではない可能性もあります。実際、@1:56~、ロジャー・ダルトリーはギターをかついでいるのに音は聞こえているので、口パクかと。
JimmyがWingsを脱退して間もない頃の映像です。

【*すみません、訂正します!
"Say it ain't so Joe"が収録されているRogerのアルバム"One of the Boys"のクレジットを見ると、guitarsにちゃんとJimmy McCullochとありました。よって音源もJimmyです!Peteの名前はありません。】
(【トリビア】"One of the Boys"に収録されている”Giddy"という曲は、Paul McCartney作!)


いい曲ですよね。これは、アレだ。ブラックソックス事件のジョー・ジャクソンの... 「嘘だと言ってよ、ジョー!」

しかし!!
この映像で何と言ってもツボなのは、放送事故wwwwwにも等しいキース・ムーンです!!!!!
@1:36-1:42くらいの、見てはいけないものを見てしまったかのようなキースの映像の後で、ジミーに切り替わるのは、視聴者へのお詫びとしか思えませんwww
ジミーの華奢な手が映っただけで、心が洗われるような気持ちになり、「ああ、有難い」と拝んでしまいます(本当か?)
そしてその後の一瞬のさわやかな笑顔。ダメだ... ジミー天使すぎる

...というのは半分冗談ですが、キースが変人だったのは有名な話で、パーティにキースがいると、ミック・ジャガーも逃げ帰り、隣人のスティーヴ・マックィーンはノイローゼになり、ステージ上でドラムセットに爆薬を仕掛けて爆発させ、The Whoのメンバーを失神or難聴にさせる、という破天荒ぶり。ジミー、あぶないからこっちへ来なさい。

しかし意外なWingsつながりですが、そのキースとポール・マッカートニーは仲が良かったのでした。キースはジミーが亡くなるおよそ1年前に、アルコール中毒を直す薬の過剰摂取という本末転倒な理由で急逝してしまいますが、最後の晩に一緒に過ごしたのは、ポールとリンダでした。バディ・ホリーの生誕記念パーティで。





↑キースがWingsのTシャツ着てる〜!!!www

一応、キースの名誉のために言っておくと、彼は「ローリングストーンズ誌が選ぶ史上最も偉大な100人のドラマー」に於いて、ジョン・ボーナムに次いで2位に選ばれています。

(【トリビア】ポールはバディ・ホリーを大変尊敬していた。なお、バディ・ホリーは飛行機事故で、「ラ☆バンバ」のリッチー・ヴァレンスらと一緒に亡くなっている。ところでキースと並ぶ名ドラマーのジョン・ボーナムも、ジミーが亡くなった約1年後にアルコールが原因で亡くなっている。キースもジミーもジョンも9月に亡くなった。ところでジョン・ボーナムは、ドラマー不在のWingsでドラムスを叩いていたポールの演奏を聞いて、「この凄いドラマーは誰?」と言ったという話がありますね。。。)

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