Stone the Crowsのことは何回か書いたのですが、今日はBlueのことを書きたいと思います
マギーさん(Maggie Bell)がCrowsを脱け、ほどなくして、JimmyもCrowsを辞めてBlueに加入したことは前にも書きました
BlueはMarmaladeというGlasgow出身のバンド(1961年にGaylordsという名前で活動を始めて以来、メンバーもバンド名も流動的で、現在のMarmaladeにオリジナル・メンバーは誰もいない)に1971年から在籍していたguitarist&voclasのHughie Nicholson(んー、元のThe Poetsというバンドではdrums担当?【要確認】)が、1973年にMarmaladeをやめて作ったバンドです
Melody Maker, 2 June 1973, pg: 9
JimmyのBlue加入を伝える記事です(相変わらずマイクロフィルムからのコピーは画像の質が酷くてすみません。ところでこの写真、本当はJimmyの隣にMaggieさんが写ってたハズ・・・)
この時のJimmyとNicholson以外のBlueのメンバー:
Ian McMillan (bass)
Timmy Donald (drums)
共に元White Trashというバンドにいたらしい
Blueがアルバムを出したのは、RSO Recordsという新しい会社で、この会社は、CreamやBee Geesの(元メンバーらの?)マネージャーをしていたRobert Stingwoodが設立しました。
このRobert Stingwoodは、"Hair""Jesus Christ Superstar""Saturday Night Fever"をプロデュースした人ですよ〜!!!(なお管理人はこの夏、東京で上演されてた"Hair"を観て、言いたいことがいっぱいあるのですが、それはまたいつか!)
あとですね〜、同じページに山内テツ(Tetsu Yamauchi)氏がFacesに参加した、というめっさtriviaな記事が載っているのです!!www
図書館でJimmy関連の記事集めをしている時、Jimmyに関係なくても本当に思いがけない記事にいっぱい出くわし、ついつい横道にそれてしまうのですが、まあ、調べものしてると新聞でもネットでも同じですねw
結局、Jimmyはわずか3ヶ月ほどで、Blueを辞めてしまいます
Melody Maker, 15 Sep 1973, pg: 4
JimmyのBlue脱退を伝える記事。最後に「Jimmy McCullochは元CactusのヴォーカリストPete Frenchと自身のバンドを結成する予定」とありますが、Tundraのことですよね。
この他に実はこのページのメイン記事は、Henry McculloghとDenny SeiwellのWings脱退を伝える内容なのです!この後しばらくして、JimmyはWingsに正式に参加するのですからなんかフシギ〜
Blueについて、後のJimmy様のお言葉:
「ドイツに行って、いくつかギグをした。クラブで4日、フェスティバルでチャック・ベリーやThe Facesと。ガッツが足りなかった」「僕は変な服を着てて、皆はジーンズを履いてた。初めから自分は浮いてた。合わなかったんだ」(Melody Maker, 30 Nov, 1974, pg: 28 ー実はこれ、Jeff BrittonらWingsのメンバーとインタヴュー受けてる記事なのですが、他にも色々面白いこと書いてあるので、いずれまたご紹介します)
The Faces(1969-1975)は、Steve MarriottがHumble Pieを結成するためにThe Small Facesを脱退した後、残りのメンバーで作ったバンドです(残り物・・・w)
Wings脱退後のJimmyのSmall Faces再建参加に関係あるようなないような・・・
山内テツ氏は、Jimmyと同じステージに立ったんですかね?気になります
山内テツ氏は、Jimmyと同じステージに立ったんですかね?気になります
...最初の記事に、「Blueのデビュー・アルバムにJimmyは参加していない」と書いてあるし、在籍期間も短いし、こうしてみると、BlueはJimmyのキャリアにおいてあまり重要なバンドではないようにみえるかもしれません。
...でも、でも、実はデスね、Blueの"Little Jody"という曲でJimmyの素晴らしいギタープレイが聴けるのです!!
全編にくまなく響き渡るJimmy様のゴージャスなギタープレイ!!
ダブルトラックで録音されています ^^
この70-80年代(...おおざっぱだな、オイw)の西海岸っぽい明るくゴキゲン♪なサウンドと、「可愛いJodyは僕を捨てて行ってしまった。彼女は未来へ、僕を置き去りにして...」という悲しい歌詞とのミスマッチ(そういうの洋楽には多いですね)もすごく好きで、管理人はここ3日ほどヘヴィロテでこの曲をずっと聴いていますw
個人的には最後の8小節で転調するところもツボですww
なんと、この曲は現在でも購入可能です。iTunesやAmazonで"Little Jody featuring Jimmy McCulloch"で見つかるよ
実は(この枕詞、今日多い...)WingsやCrows以外で、Jimmyのギタープレイが聴けて今も購入可能な曲って、探すと結構あります。おいおいご紹介しますね
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