Thursday, 8 August 2013

ジミーがポールにもらったギブソンのギター (ES-345)


一行目を書くのにすごく時間がかかってしまいました。
"A Gibson guitar owned by Paul who later gave it to Jimmy" ...「ポールがジミーにあげたギター」だと何かギターの有難み(?)が無いし、「ポールがジミーに贈ったギター」だと大袈裟すぎる・・・ そして日本語は「あげる」「くれる」「もらう」という特殊な授受動詞がありますが、ここはジミー・ブログなので(しょっちゅうポール礼賛するけど)、対象物(ギター)の移動先であるジミーを主体として「もらう」を用いてみました・・・って、どうでもいいですか!スミマセン m(__)m

ネットでたまたま見つけました。こんなオークションがあったのですね。

オークションのリンク先 (2012年)

このギターは2011年にもオークションに出品されたようです↓
2011年のオークションに関するサイト


ジミーが亡くなった時、お兄さんのジャック(ドラマー、このお兄さんについてもいずれ別途ポストしたいと思います)がジミーの遺品の整理をしました。 (´;ω;`)ウッ
ジミーのギターのコレクションは素晴らしいものだったようですね。
その中には、バディ・ホリー(Buddy Holly, この人もポール関連で外せない、、、てかロックの歴史では!)のために特別に作られた名前入りのフェンダー・ストラトキャスターもあったようです。

ジミーのギブソンES-345は、ジャックからアラン・モリソン(Alan Morrison)に渡りました。モリソンはジミーが最後に所属したDukesというバンドのレコーディングでsound mixを担当した人です。

1980年代にモリソンは、このギターをDekka Danseというニューウェーヴ・バンドWaltz in the Wilderness(1984)やFischer ZのReveal (1987)のアルバム録音、Jeff Healy bandのツアー等で使用しました。このJeff Healy bandは、B.B. King’s Blues Bar in Memphisのオープニングでプレイ。
この時、モリソンがB. B. Kingにもらったバッヂが、ギターのヘッドに付いています。



Imagnetized by Dekka Danse (1984)・・・この曲にJimmyのギターが使用されたかどうかは不明



B. B. King というロゴが見える

2003年、モリソンは、AberdeenのHenry McCulloghバンドのmixを担当。
そう、Henryは、Jimmyの前にWingsに在籍したリード・ギタリスト
"My Love"のソロ・パートを弾いた人です

Paulの持っていたギターに再会したヘンリーは、ギターにサインをしました。
(正直、ジミーのサインだったらどれほどよかったのにと勝手なことを考える私...w)



「ありがとう、アラン! ヘンリー 2003年8月♪」という文字が見えます

結局、このギターは、28,990GDPで落札されたようです(2012年5月のオークション)
は〜、一度でいいからこんなギター、所有してみたい・・・


ところでこの記事の原文に、名前の綴り間違いがあります:
Henry McCulloch(×)→Henry McCullogh(○)

そして下は以前うっpした写真ですが、最近気がついたのですが、こちらはジミーの名前のスペルが間違っています:
Jimmy McCullogh(×)→Jimmy McCulloch(○)



よくジミーとヘンリーに血縁関係があるのか混乱している人がいますが、現地のメディアでさえ間違えるのだから、無理もありません(血縁関係はありません)

ジミーはギブソンのギターを愛用していました
有名なのは赤いSGですが、その他にフライングVやファイヤーバードなどが容易に確認できます









これらのギターはどこへ行ったのでしょう・・・?

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